4月（2022年）のイベントは翌月上旬が子どもの日（5月5日）にちなんで『こどもの日イベント』を開催いたしました。近年では、諸事情により兜や五月人形を飾らないご家庭も多いということ（一部の情報ですが）で今回は画用紙を使用して”兜作り”を行いました。
　丸く切られた画用紙にハサミで切り込みを入れ、円錐状にして兜の土台を作り、そこにハサミで切り抜いた鍬形や糊やテープで組み立てた吹き返しなどを接着し、立派な兜を完成させました。児童発達支援のお子さんは、一部指導員がサポートしましたが、放課後等デイサービスのお子さんは基本的に全て自身で作業を行うことができました。特に複雑な鍬形（兜の前面につけるUの字型の部品）は曲線があり、ハサミで切る際は、苦戦するかと思いましたが、ハサミを慎重に動かして切り進め、綺麗に切り抜くことができる児童も多かったです。兜の横に装着する吹き返し（耳のような部分）はシールでデコレーションをしました。カラフルなシールで派手に装飾する子もいれば、黒いシールで家紋のような模様のデコレーションをする古風な子もいたり、それぞれ個性を感じる作品となりました。
　後半は柏餅風『オムレット』を作りました。抹茶やココアで味付けをしたホットケーキミックスをスプーンの裏で伸ばし、それを電子レンジで温めて、そこに餡子やチョコを挟んで食べました。スプーンで生地を伸ばす作業は、生地が破れないよう優しくスプーンの裏を操作することが難しく、力の調節を要する良い活動となりました。完成したオムレットは時間が経つと固くなってしまうため、その場で食べています。「おいしい〜。家でも作ってみたい！」とレシピを聞いて帰るお子さんもいるほど大好評でした。