７、8月のイベントは『夏祭りイベント』を行いました。昨年同様、今年も新型コロナウィルスの影響で、多くのお祭りや花火大会が中止となっています。子供たちに少しでも夏の思い出を作ってほしいという思いで、様々なアトラクションを作成しました。

　普段療育で使用しているケンケンリングを天井から吊るして様々な高さの的を作り、そこにお手玉を投げ入れてもらいました。しっかりと腕を振り下ろして、正確なコントロールで的に通す子もいれば、腕を後ろに引くことができず、お手玉を的までなかなか飛ばせない子もいました。

　手作りの本格的な輪投げでは、フリスビーのように手首をつかって上手に輪を投げることが難しかったり、狙う場所も同じところにこだわってしまったりと子どもによっていろんな個性が見られました。

　射的は既製品を使用したこともあり、実際の射的と同じような感覚で小さな的を狙ってもらいました。射的の経験がない子も多く、なかなか当たらず苦戦していましたが、その分当たった時は喜びを爆発させていました。

　ペットボトルボウリングは、小学生以上は3kgの重いボールを転がしてもらいました。しっかりと両手でボールをコントロールして沢山のピンを倒すことができていました。

　ヨーヨー釣りは、輪ゴムの先の小さな輪っかの部分に釣り針を引っ掛けて釣り上げてもらいました。輪っかにうまく釣り針を引っ掛けることができない子もいましたが、粘り強く挑戦し、全員がヨーヨーを釣り上げることができました。

　お菓子釣りは、釣り竿の先端につけられた磁石とお菓子につけられたクリップをくっつけて釣り上げてもらいました。お目当てのお菓子を釣り上げるために真剣な表情で慎重に釣竿をコントロールしていました。

　全ての種目をクリアした子供たちには最後に指導員が作ったバルーンアートやフランクフルト、アイスがプレゼントされました。短い時間でしたが、子供たちの大満足な笑顔で私たち指導員の夏の疲れも吹っ飛びました。