9月1日は『防災の日』ということで9月のイベントは『防災イベント』を開催しました。

武蔵小金井PARKでは実際に災害が発生した際の避難地になっているロボットの型の滑り台が目印の『上の原公園（通称　ロボット公園）』への避難訓練を行いました。事前にお約束した『おかしもち（おさない、かけない、しゃべらない、もどらない、ちかよらない）』をきちんと守ることができました。

余談ですが、私が学生の頃は『おはし（おさない、はしらない、しゃべらない）』と習っていたので、ジェネレーションギャップにショックを受けました、、、。

避難訓練後は防災（主に地震と津波）に関する学習をパワーポイントやワークシートを用いて行いました。2011年東日本大震災は私からするとつい最近の出来事のように感じでいますが、現在の子供たちはリアルタイムでその悲惨さを体験していません。当時の震災の怖さを目の当たりにしている私たちが次の世代にしっかりと繋いでいかないといけないと改めて感じました。

ワークシートでは、実際に巨大地震が起きて、電気・ガス・水道などのライフラインが使えなくなったら家の中にあるどんなものが使えなくなるのかを考えてもらいました。

「電気が止まったらほとんど使えないじゃん。」、「ウチはオール電化だからガスが止まっても大丈夫なのかな？」などと普段はなかなか考えない有事の際の想定し得ることを真剣に考える良い機会となりました。

最後は被災時の食の工夫として、じゃがりこにお湯を混ぜて『即席ポテトサラダ』を作りました。スプーンで混ぜ合わせることに苦戦する子もいましたが、楽しそうに作っていました。今回はコロナ禍ということもあり、実食は自宅に帰ってからという約束の元で行いましたが、「早く食べたい！」「お腹すいたー」と待ちきれない様子でした。自宅でマヨネーズやハムなどを追加したりと、いろんなアレンジもしてくれたようでした。

東京では30年以内に70%の確率で巨大地震が発生すると言われています。

『もしも』の際に適切な行動を取れるようにご家庭でも是非話し合ってみてください。